飾り棚の再生・塗りなおし(1)
長く大切にお使いになられた飾り棚、雰囲気をそのままに全体的に補修しました。
扉の枠に狂いが生じ、扉がしっかりと閉まっていません。 扉を取り外し、木枠の狂いを直します。ガラス・取っ手を新しいものと取り替えます。
引き出しの底板を取り替えます。
引き出しを閉めた際、前板が平らにそろうように調整。
また、引き出しの出し入れがスムーズに行えるかどうかもチェック。
飾り棚の下台と上台を固定するため、2本の棒材で両側を止めてあります。
この2本の棒材を外し、上台と下台を分離。
表にガラスが入っている部分の背板のみ新しい板と取り替えます。
扉を上から見ると曲がっているのがはっきりとわかります。このため、扉がしっかりと閉まりません。
扉をばらし、枠の狂いを調整し直します。
扉の中板は新しいものと取り替えます。
扉はきちんと閉まりますが、よく見ると真っすぐには閉まっていません。
これは扉の枠に目違いが生じている証拠。
扉をばらし、枠の狂いを調整し直す必要があります。
またガラスは新しいものと取り替えます。